お受験シーズンに入って準備を進めていく中で一番頭を抱えるのはやはり面接時の服装ですよね。そこでお受験スーツに必要な基本的なスタイルからスーツのデザイン、スーツの色についてご紹介します。
基本的なお受験スーツのスタイルは？
受験シーズン前になると、様々なところで紹介されるお受験スーツ。
受験への準備としてお受験スーツが雑誌で取り上げられ、特集が組まれることもあります。またテレビのCMなどでも宣伝をされることもあるので、どんなスーツを選ぶべきか知識を持っている人も少なくありません。
基本的なお受験スーツのスタイルは、男性は上下でそろっているジャケットにパンツ、女性であれば、ジャケットにタイトスカートというスタイルになります。
面接前の待ち時間中、椅子に腰掛けている事が多いのですが、スカートやジャケットの背中にしわが寄ったり生地が伸びたりします。いざ面接となった時に面接官に与える印象が違ってきますので、値段が安いスーツを身につけるよりは、素材も高級感があり、安すぎない印象を与えない方が良いのではないでしょうか。
あまりにも高額に見えるスーツは、着用していると違和感を与えます。周りの親子と比べて見劣りがせず、バランスの取れた服装をしている方が良い印象を与えます。
お受験スーツのデザイン
スーツといってもそのデザインはいろいろあります。実際に見てみるとどれにしようか迷うことも多いでしょう。基本的には、ジャケットはシングルボタンを選択し、あとは細身であるかゆったりデザインであるかを選択します。このジャケットの肩、ウエスト、袖丈が自分にあっていないと綺麗に着こなすことはできません。そのために、試着をして確認をしましょう。
パンツやスカートも同様です。デザインによっては細身のものも多いですが、面接では立ったり座ったりする動作があるので、細すぎるデザインは動きを制限しかねません。
素材は綿であるとしわもできやすいので、ポリエステルやナイロンなどが混じっている方がしわになりにくくきれいにデザインを見せてくれます。お受験スーツはオフィススタイルに見られるようにかっちりした物ではなく、ソフトに見られる物を選びます。
テーラード襟でも丸みがある物か、ラウンド襟のスーツが好ましく見えます。縫製が良い物で、テカリがなくマットな布地を選びましょう。上着のジャケットは、シングルジャケットが良いです。下が共布のワンピースになっているセットアップもありますが、短めのジャケットやボレロジャケットが多いのです。きちんとした面接に望みたい場合は、やはりスカートスーツとして着用出来る服を求めた方が良いようです。
お受験スーツの色
お受験スーツの定番色といえる色は、濃紺でしょう。濃紺は黒に近い紺ですが、黒よりは柔らかい印象を受けます。黒ならフォーマル用があるから着まわしたいという人もいるでしょうが、フォーマルと面接用は違います。
紺は向上心を表す色なので、面接に使われる率が高いのですが、濃紺の方がより大事な場所にふさわしい印象があります。
今はカラーリングをしている人も多いですが、 お受験用のヘアスタイルは黒髪の方が好感が持てます。カラーリングする場合はアッシュブラウンなど、濃い目のブラウン系にした方が濃紺との相性が良くなります。
このようにお受験にはお受験にあったスーツのスタイルというものがあります。会社の面接のときとはスーツのデザインが全然違うので気をつけましょう。他に注意する所はスカートの丈は膝少し下で、椅子に座っても膝が丸出しにならない長さがオススメです。そのため長身の方はスカートの丈には注意しておいてください。
