子供を持つ親にとって一番最初にやってくる第一関門、それが幼稚園のお受験。親が子供にしてあげられることならと、ママたちも子供の教育に悩みは尽きません。まずは幼稚園へ願書を出すところからスタートですが、服装マナーには特に注意が必要です。
願書提出時のスタイル
願書を提出するだけだから、と侮ってはいけません。お受験というのは行きたい幼稚園に関わるすべてのやりとりに細心の注意を払わなければなりません。また同じような境遇でその幼稚園に通わせたいと思っているライバルのママたちの目もありますので、気を抜いてはいけません。
ではどういう服装がいいのか、テーマは「無難に清楚」が鉄則です。こんな格好で行っても大丈夫かな？という不安が全くなく、服装に関して何も心配がなく願書を提出するには無難が一番です。カラーとしては紺色、いわゆるネイビーが鉄則です。
アイテムとしてはスーツかワンピースがベストです。スーツは就職活動中の学生のようにならず、且つ派手になってはいけません。
シャツを着るとしても胸元のボタンはもちろん締め、崩すことなく清楚に着こなすことが重要です。
ワンピースこそ派手になりやすいので、柄や光沢がなく、シンプルでベーシックな形を選びましょう。ウエストに切り替えがあれば清楚ながらにスタイルアップも期待できて好印象です。
子供の服装も重要ですが、女児も基本ワンピース、男児はシャツかきれい目なポロシャツにパンツスタイルがいいと思います。とにかく目立ったり垢抜ける必要はなく、感じよくが基本です。
普段着でいいのか？
幼稚園に入学させたいのであれば普段着はタブーだと思っておいたほうがいいと思います。ですがそれでも普段着くらいで大丈夫、本番は面接の時だと思うのであれば、手持ちの洋服でそれらしい服装で提出に行かれるべきだとお思います。常識の範囲内ということは、お受験のある幼稚園に入学させたいという希望を持ったママたちには分かりきったことだと思います。
とにかくデニムだったり派手な色味、柄物だけはさけなければなりません。あとはいかに普段着で清楚で品良く見せるかがポイントになってきます。
パンツスタイルで行きたいのでしたら、トップスはシャツインしたスタイルで、シンプルでありながらスタイリッシュな雰囲気をプラスしていくといいと思います。
働く女性をアピールするのにもいい印象を与えることができます。スカートスタイルだと可愛らしくなりすぎないように、長さもひざ下をキープした品のある着こなしをすべきです。
トップスはシャツでもいいですし、上質なニットでも素敵です。パンツでもスカートでもいいですが、ジャケットを着用すればさらに安心できること間違い無しです。悩んだ際は「彼のご両親に初めて会うときに着て行けるかどうか」を基準にしたらいかがでしょうか？
小物にも配慮を忘れずに
無難に清楚にするべきですが、小物を何も着けないというのでは地味すぎて印象も逆効果です。
ですが洋服自体がベーシックですので、小物によってかなり印象が変わってきてしまいます。小物は慎重に選ぶべき最後の砦です。
バッグやパンプスは洋服に合わせてネイビーで統一することが基本です。
バッグも先ほどのスーツのように就職活動中の学生のようにならず、大人の上質なブランドであることが最低条件です。
願書が折れ曲がらず安心して持ち運べる大きさであることも重要なポイントです。パンプスはピンヒールなどではなく、太めのヒールで安定感のあるものを選びましょう。
アクセサリーですが、やはりパールがはずれがなく清楚なスタイルを完結させることができるアイテムです。ピアスやイヤリングはもちろん、シンプルなネックレスにパールを持ってくることで少しの華やかさを足すことができます。
結婚指輪をお持ちでしたら必ずしていくことも重要です、親の仲のよさをアピールすることも、必ずしも必要のない情報ではないからです。
結婚指輪に合わせて婚約指輪もつけると生活水準の高さの表れにもなるでしょう。ふさわしくないものとしては、足元はスニーカー、指の先が見えてしまうサンダルやミュールはNGです。また汚れていたりかかとがすり減っているようではいけません。きちんと手入れが行き届いた足元こそ、もしかしたら一番見られているかもしれません。
